【Excel講座008】数字の丸め方、四捨五入

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Excelの数字の丸めの種類

Excelの丸めには大きく2種類あります。これをわかっていないと混乱してしまうので注意しましょう。

  • 表示形式
  • 関数

Excelの数字の丸めの注意点

前述のとおり、なにもしてなくても表示形式で丸められます。
これは見た目だけなのではくれぐれも注意してください。
以下はそれぞれ、小数下2桁表示とした場合と小数下1桁表示とした場合の見え方です。
小数下1桁の方は計算結果が誤って見えます。
実際は小数下2桁までの数値を持っていて、正しく計算もできていますが、表示時に丸められるので、誤って見えてしまいます。

丸めにつかう代表的な関数

丸めにつかう代表的な関数を紹介しておきます。

ROUND関数

ROUND(数値, 桁数)
ROUND関数は、数値を四捨五入して指定された桁数にします。

桁数 に正の数を指定すると、数値の小数点以下 (右側) について、指定した桁数分が四捨五入されます。
桁数 に負の数を指定すると、数値の小数点の左側 (整数部分) が四捨五入されます。

ROUNDUP関数
ROUNDUP(数値, 桁数)
数値を指定された桁数に切り上げます。

ROUNDDOWN関数
ROUNDDOWN(数値, 桁数)
数値を指定された桁数で切り捨てます。

MROUND関数
MROUND(数値, 倍数)
MROUND は、目的の倍数に丸めた数値を返します。

数値 必ず指定します。 丸めの対象となる数値を指定します。
倍数 必ず指定します。 数値を四捨五入する倍数を指定します。

それぞれの関数を使って計算した結果が以下の表になります。

※ROUND ROUNDUP ROUNDDOWN
■MROUND

動画での説明はこちら

まとめ

以上がExcelでのまるめで気を付ける事、四捨五入の例でした。

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