【Excel講座006】カレンダーを作ろう(週間中日程)

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中日程カレンダー

数か月の大きな予定のカレンダーを作ってみます。
1週間をひとマスとして作ると、月初に日付によってその月が4週間だったり、5週間だったりします。その手間も省けるように作ってみたいと思います。

材料

  • たし算
  • MONTH関数
  • IF関数
  • NETWORKDAYS関数

日付を準備する

まずは、日付を準備します。まずは開始日を決めて
1週間の開始日の日付のみ表示するので、7ずつ足し算します。
(関数表示させると↓のような感じ)

書式は日付を表示したいので、「ユーザー定義」で「dd」にしておきます。

月の見出しをつける

月が替わるところで、〇月と表示します。
これにはIF関数とMONTH関数を使って判定します。

MONTH 関数

説明
データに含まれる月をシリアル値で返します。 戻り値は 1 (月) ~ 12 (月) の範囲の整数となります。
書式
MONTH(シリアル値)

一つ左のセルと月が異なれば、表示。そうでなけれな空白を表示です。

書式設定はユーザー定義で「m”月”」にしときましょう。
これを先ほどの日付の上段にコピーします。

営業日を求める

これはおまけですが、わかりやすいように営業日数もいれておきます。
NETWORKDAYS関数を使います。

NETWORKDAYS関数は土日は判別できますが、祝日は自分では判断できず、オプションで祝日一覧を指定することになっています。なので、下準備として祝日の一覧を準備します。
ネット上を検索したらすぐに見つかります。
これを「祝日」と名前をつけておきます。

NETWORKDAYSを使っていきます。

NETWORKDAYS 関数

説明
開始日から終了日までの期間に含まれる稼動日の日数を返します。 稼働日とは、土曜、日曜、および指定された休日を除く日のことです。 この関数は、特定期間内の稼動日数を基準にして従業員の給与を計算するときに使用します。

書式
NETWORKDAYS(開始日, 終了日, [祭日])

NETWORKDAYS 関数の書式には、次の引数があります。
開始日 必ず指定します。 起算日を表す日付を指定します。
終了日    必ず指定します。 対象期間の最終日を表す日付を指定します。
休日    省略可能です。 国民の祝日や変動休日など、稼働日数の計算から除外する日付のリストを指定します。 日付を含む一連のセルか、日付を示すシリアル値の配列定数で指定できます。

終了日は一つ右のセルを指定しますが、8日間になるので-1します。
これを日付の下のセル全部にコピーします。
(一番最後尾だけ計算できませんが、余分に1列追加するか、そこはもう手入力です。)

罫線を引く

最後に罫線を引きましょう。今回は月の境目に区切り線を入れます。
開始日付が変わっても追従してもらうように、条件付き書式を使います。
ますは、月、日、営業日とタイトル行をつけて月の区切り線以外の線と色をつけてしまいます。

月表示が空白でなかったら、セルの左に罫線を引く
です。

完成

これで完成です。
一番先頭の日付を変更するだけで期間を変更できるので、繰り返し使うときに便利です。

まとめ

ということで、週間スケジュール表を作ってみました。
使い方によって応用や工夫を加えれる部分はたくさんあると思います。
何かの参考になればと思います。

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