【Excel講座011】INDIRECTで参照シート切り替え

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INDIRECT関数を使って、参照するシートの切り替え例を紹介します。
他にも活用方法がありますが、別の回にします。

参照するシートを動的に切り替えたいことはありませんか?そのような場合には今回紹介する方法の利用を検討してみてください。

どのようなこと?

以下のような表があった場合に

合計金額だけ対象の月のシートから取ってきたい場合。

月を変更するだけで取って来ます。

使い方

INDIRECT 関数

説明

指定される文字列への参照を返します。 セル参照はすぐに計算され、結果としてセルの内容が表示されます。 INDIRECT 関数を使うと、数式自体を変更しないで、数式内で使用しているセル参照を変更することができます。

書式

INDIRECT(参照文字列, [参照形式])

  • 参照形式は TRUEが A1 形式FALSEが R1C1 形式で入力します。

書き方は INDIRECT(「参照文字列」,TRUE) ですが、
「参照文字列」にシート名とセルの参照を入れます。
指定方法は 「’シート名’!セル名」となるので、シート2月のC10セルは以下になります。

‘2月”!C10

これをINDIRECT関数の中にいれます。(シングルコーテーションに注意)

=INDIRECT(“‘2月’!C10”)

シート名部分を隣の月列のセルにしたいので、以下になります。

=INDIRECT(“‘” & B9 & “‘!C10”)

これで、月のセルを書き換えるだけで参照シートが変更されます

まとめ

INDIRECT関数は参照の文字列を参照先として扱う事のできる関数です。
他にもいろいろな応用方法がありますので、機会があれば紹介します。

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