INDIRECT関数を使って、参照するシートの切り替え例を紹介します。
他にも活用方法がありますが、別の回にします。
参照するシートを動的に切り替えたいことはありませんか?そのような場合には今回紹介する方法の利用を検討してみてください。
どのようなこと?
以下のような表があった場合に



合計金額だけ対象の月のシートから取ってきたい場合。

月を変更するだけで取って来ます。

使い方
書き方は INDIRECT(「参照文字列」,TRUE) ですが、
「参照文字列」にシート名とセルの参照を入れます。
指定方法は 「’シート名’!セル名」となるので、シート2月のC10セルは以下になります。
‘2月”!C10
これをINDIRECT関数の中にいれます。(シングルコーテーションに注意)
=INDIRECT(“‘2月’!C10”)
シート名部分を隣の月列のセルにしたいので、以下になります。
=INDIRECT(“‘” & B9 & “‘!C10”)
これで、月のセルを書き換えるだけで参照シートが変更されます

まとめ
INDIRECT関数は参照の文字列を参照先として扱う事のできる関数です。
他にもいろいろな応用方法がありますので、機会があれば紹介します。
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