【Excel講座005】表の突き合わせ

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2つの表の過不足をかんたんに確認したい

2つの表があったときに、過不足ないかを確認したいことがたまにあると思います。
そんなときに役立つ簡易の確認方法を紹介します。

方法

方法は3種類あります。

①COUNTIF関数を使う
②VLOOKUP関数を使う
③MATCH関数を使う

①COUNTIF関数を使う方法

COUNTIF 関数

COUNTIF(どこを参照しますか?, 何を探しますか?)

COUNTIF 関数は、1 つの検索条件に一致するセルの個数を返します。たとえば、特定の市が顧客リストに表示される回数を返します。

COUNTIF関数で表②を対象に、表①の値をカウントします。
この結果0になるものがなければ、表①の内容は表②にあります。
この式を表の一番下までコピーします。

そして反対も繰り返します。

この結果0となるものがあるか、ないかを確認すればOKです。

②VLOOKUP関数を使う方法

お次はVLOOKUP関数です。
要領は同じです、それぞれの表から相手に表に値があるかないかを調べます。

VLOOKUP 関数

VLOOKUP (検索する内容検索する場所、範囲内の列番号、近似または完全一致-1/TRUE、または 0/FALSE) を返します。

テーブル内の項目や行ごとの範囲を検索する必要がある場合は、VLOOKUP を使用します。 たとえば、自動車部品の価格を部品番号で検索するか、従業員 ID に基づいて従業員名を検索します。

VLOOKUPの場合、結果が”検索する内容”か”#N/A”になります。
”#N/A” 部分が片方の表にない値になります。

これも同じく両方の表に対してチェックして過不足を調べることになります。

③MATCH関数を使う方法

こちらもVLOOKUP関数と同じ感じですね。
違いは、存在した時に表示される値が”検索値”か”数字”かどいうことくらいです。

MATCH 関数

MATCH(検査値, 検査範囲, [照合の型])

  • 検索値    必ず指定します。 検査範囲の中で照合する値を指定します。 たとえば、電話番号帳を使ってある人の電話番号を調べるとき、検査値としてその人の氏名を指定しますが、実際に検索するのは電話番号です。

    検査値には、値 (数値、文字列、または論理値)、またはこれらの値に対するセル参照を指定できます。
  • 検索範囲    必ず指定します。 検索するセルの範囲を指定します。
  • 照合の型    省略可能です。 -1、0、1 の数値のいずれかを指定します。 照合の型には、検査範囲の中で検査値を探す方法を指定します。 この引数の既定値は 1 です。

    次の表は、照合の型に基づいて関数が値を検索する方法を示しています。

まとめ

以上、表を簡易に突き合わせる方法でした。
数がわかってエラー値ではないCOUNTIF関数を使う方法が一番使いやすいと思います。
気分によって使い分けてください。

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